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茨城県教育ニュース・コラム

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中高一貫教育を目指す「霞南至健(かなんしけん)中学」の設立に向けて

2/13、開校60年以上の歴史を誇る私立「霞ケ浦高校」が、中高一貫教育を目指す「霞南至健(かなんしけん)中学」の設立に向けた計画承認の申請を県に提出したことが分かった。
来年4月の開校を目指している。

 県私学振興室によると、今年1月末までに、中等教育学校設置計画承認申請が提出された。
生徒数は1学年105人で、2009年4月の開校を目指しているという。
私学審議会が3月末ごろに開催され、計画承認の認否が下される予定。

 中高一貫校には、生徒や保護者らのニーズに応じて設置者が適切に対応できるよう3つの形態がある。
「併設型」は同じ学校法人が運営し、校舎も同じ敷地内にあるが、中学3年でいったん卒業する。
「連携型」は別の学校法人が運営するが、カリキュラムなどの連携を図る形態。
 「中等教育学校」は、入学後3年を経ても卒業がなく、いわば「中学6年生」がいる形だ。
霞ケ浦高校は「併設型」を計画している。

 霞ケ浦高校は昭和21年5月、戦後の混乱期、国の将来は教育にあるとして、基幹産業の農業復興や食糧自給を目指すため、その子弟教育に着手。霞ケ浦農科大付属霞ケ浦農業学校として旧海軍の土浦海軍航空隊跡地に開校した。